当ウェブサイトは、コンテンツを個々のユーザーに合わせて最適化し品質を向上させる為、訪問者がどのように使用しているかの分析を目的としてクッキーを使用します。当ウェブサイトの閲覧を継続する場合は、クッキーポリシーに従いお客様のクッキー情報を取得及び使用することに同意したものといたします。詳細につきましては個人情報保護方針をご覧ください。
詳細はこちら【半自動でラベルを貼り付け】PRIMERA JAPANのラベラーAPシリーズ
ラベラーとは?
ラベラーとは、「ラベルを貼り付ける機械」のことです。
試してみたことがある人ならわかるかもしれませんが、ラベルをまっすぐに、同じ位置に貼るのって、意外と難しいですよね。
小ロット商品のラベルを、プリンターで印刷して自作して、それを自分で商品に貼り付ける、という作業をご自身でしている方も多いかと思います。
いかに小ロットとは言えども、50、100、と同じ位置にラベルをまっすぐに貼るためには、慣れや経験も必要になってきます。
また、貼る人によって位置やクオリティに差が出てしまうことも。
そんな悩みを解決できるのがラベラーです。
ラベラーの種類
ラベラーには、大きさや用途など様々な種類があります。
ボトルラベラー
ボトルラベラーは、ボトルを回転させながら、ボトルの周りに一周ラベルを貼る機械です。 ワインボトルや調味料ボトルなどの大きなボトルから、化粧品ボトル・香水のボトル・リップクリームなどの小さなものまで、円柱状の容器にラベルを貼ることができます。
平面用ラベラー
ボックスやパウチ、角瓶などの平面にラベルを貼る機械です。台に容器を固定して、上面にラベルを貼るタイプが多いです。
卓上ラベラー
ラベラーはそのサイズも様々。卓上に置けるサイズのラベラーは「卓上ラベラー」と呼ばれます。机のような台に置いて、その上で作業をするラベラーで、PRIMERA JAPANで取り扱っている3種類のラベラーはこの「卓上ラベラー」です。工場でラインを組むレベルのロットでない場合は、このサイズのラベラーがおすすめです。
ハンドラベラー
ハンドラベラーは、その名の通り、片手で持てるサイズのラベラーです。値札シールを貼る際などに使われるので、閉店間際のスーパーなどで店員さんが半額シールを貼っている場面などで見たことがある方もいるのではないでしょうか。
PRIMERA JAPANの半自動ラベラー
AP360とAP362は、ボトル用ラベラー。円柱型の容器に特化したラベラーで、容器を自動で回して周りにラベルを貼りつけます。
もうひとつは、平面用のAP550。こちらはボックスや角瓶・パウチなどにご利用いただけます。
ボトル用ラベラーAP360/AP362
ボトル用ラベラーには、AP360とAP362の2種類がございます。円柱型の容器を回転させ、ペダルスイッチを踏むことで、ラベルを周りに貼り付けられます。
ラベルシールの間隔を自動読み取り
ダイカットラベルのギャップ(間隔)を自動で読み取るセンサーが内蔵されています。そのため、ラベルロールをセットしたら、初期設定不要でご利用いただけます。また、ギャップの異なるラベルをセットした際も、改めて設定する必要はありません。
※後述いたしますが、AP362で2枚連続貼り付けをご利用になる際は、貼り付けるラベルの間隔を数値で設定する必要があります。
AP360とAP362の違い
AP360とAP362は、利用できる容器やラベルロールなどの仕様は同じですが、一部機能に違いがあります。
AP360 | AP362 | |
---|---|---|
ラベル2枚貼り | ✕ | ◯ |
ローラーの一時停止 | ✕ | ◯ |
ラベル枚数のカウント | ✕ | ◯ |
以下、それぞれの項目を詳しくご紹介します。
ラベルの2枚貼りができる
AP362では、ラベル間の幅を設定すれば、一度スイッチを押すだけで1つのボトルにラベルを2枚貼り付けできます。表面のデザインラベルと、裏面の製品表示ラベルを1つのボトルに貼りたいときに活用いただけます。
※表面のラベルと裏面のラベルを交互にしたロール紙が必要になります。
※ラベル間の幅は、10パターン記憶させ、メニューから呼び出すことができます。
貼り付けごとに回転を停止し、貼り付け位置を決められる
容器をセットする台は、ローラーになっています。容器やボトルを自動回転してラベルを貼り付けます。AP362では、貼り付け時に回転を停止し、貼付け開始位置を決めることができます。(AP360にはない機能です)
ラベル貼り付け枚数のカウントができる
AP362にはデジタル表示がついており、ラベルを貼った枚数をカウントして表示できます。(AP360にはこの表示がありません)
平面用ラベラーAP550
AP550は、平面用のラベラーです。プレゼントボックスなどの上面や、角瓶・六角瓶の他、パウチなどにも貼り付けが可能です。
※中身を入れる前のパウチにも貼り付けできますが、高さが2cm以下の場合は、台などを用意して高さを出す必要があります。
ラベルロールをセットし、アームを下げることで、平面にラベルの貼り付けが可能です。
貼る位置と容器の大きさに応じて、容器を置くテーブル面を移動させることができます。テーブルの移動距離は、一度設定したら、次回貼り付けを行う際もそれを呼び戻すことが可能です。移動距離の設定は、10パターン設定できます。
AP550 製品ページ半自動ラベラーAPシリーズ比較表
3種類の半自動ラベラーの違いを表にまとめます。AP360・AP362はボトルなどの円柱状の商品にラベルを貼るラベラーです。AP360は1枚貼りのシンプルな仕様、AP362は2枚貼りの機種となっています。大きさなどは変わらず、機能が追加されたアップデートモデルです。
AP550は、平面にラベルを貼付けできるラベラーです。箱や角瓶、パウチなどにご利用いただけます。
APシリーズで利用できるラベルシール
半自動ラベラーAPシリーズで利用できるラベルシールは、ロールである必要があります。小ロットラベルはシート状で作成されている方も多いかと思いますが、ロール状でのご準備をお願いいたします。
利用できるラベルロールの詳細
APシリーズでご利用いただけるラベルロールの仕様は、以下の通りです。
AP360/362 | AP550 | |
---|---|---|
ラベルの種類 | かすとりされているダイカットラベル | かすとりされているダイカットラベル |
ラベルロールの直径 | 最大203mm | 最大203mm |
ラベルロールの紙管内径 | 51.8mm~76.2mm | 50.8mm~76.2mm |
ラベルロールの幅 | 25.4mm~213mm | 22.2mm~104.8mm |
ラベルシールの横幅 | 19.1mm~209.6mm | 19mm~101.6mm |
ラベルシールの縦幅(長さ) | 19.1mm~609.6mm | 19mm~152.4mm |
ダイカットラベルの間隔 | 推奨 3.175mm~6.35mm | 推奨 3.175mm~6.35mm |
剥離紙の厚さ | 0.0508mm~0.254mm | 0.0508mm~0.254mm |
ラベルシートの厚さ(※) | 0.127mm~0.381mm | 0.127mm~0.381mm |
※AP550で透明ラベルを使用する際は、ラベルギャップ検知のため、ブラックマークが必要となります。
ラベルロールの向き
ラベルは、ロールの外側にくるように発注してください。(外巻き/表巻き等と呼ばれることが多いです。)
ラベルの向きは、容器をセットする向きに合わせて決定してください。以下に参考例をご案内いたします。
AP360・362でラベルロールを使用する場合
AP360およびAP362では、ラベルロールはラベル面を下向きにセットします。そのため、ラベルロールは容器の設置方向と左右逆に印刷してください。
例:ラベルの上部を左にして貼り付けたい場合は、上部が右に来るように印刷してください。(右出し等と呼ばれます)
AP550でラベルロールを使用する場合
AP550では、ラベルロールはそのままの向きでセットされます。ラベルロールは、貼り付けたい向きに印刷してください。
例:ラベルの上部を上にして貼り付けたい場合は、上部が上にくるように印刷してください(尻出し/地出し等と呼ばれます)
ロール型ラベルシールの発注先にお困りの場合は
ロール型のラベルシールは、印刷会社やネット通販等でご発注いただけます。
特定のお取引先が無いなど、発注先にお困りの場合は、友功社様をご紹介しております。
■ 友功社様
公式サイト:https://yukousha.com/
ご担当者様:土田様(station@yukousha.com)
※「PRIMERA JAPANのAPシリーズで使用するラベルロールの印刷について」とお問い合わせください。
APシリーズで利用できる容器の詳細
APシリーズで利用できる容器の仕様は、以下のとおりです。
AP360/362 | AP550 | |
---|---|---|
容器の幅(瓶の高さ) | 幅(高さ)25.4mm~238mm・直径15mm~170mm | 最大305 x 310mm・貼り付け面の高さ:0.05mm~203mm |
容器の形状 | 円柱状 | 平面もしくはテーパー面 |
AP360/362でご利用いただける容器
AP360/362は、円柱状の容器が利用できます。小さなものは、リップクリームや化粧品・香水の瓶など。大きなものだとペンキ缶や飲料ボトルにご利用いただけます。
※容器の幅(瓶の高さ)は最大238mmとなっていますが、貼り付け面以外の部分が機械からはみ出した状態で回転すればご利用いただけます。
※一升瓶などの大きな瓶にもご利用いただけますが、形状によって難しいこともあります。お手持ちの瓶とラベルロールをお送りいただければ検証も可能ですのでお問合せください。
AP550でご利用いただける容器
AP550は、平面へのラベル貼りにご利用いただけます。ボックスや角瓶の他、パウチなどにもご利用いただけます。
※2cm以下の容器(中身の入っていないパウチなど)には、2cm以上の底上げ用の台をご利用ください。
※容器の表面に凹凸があると、ラベルがきれいに貼れなかったり、ラベルと容器の間に空気が入り、剥がれやすくなる可能性があります。
※ジェルネイルやリップバームなどの小さな容器にご利用いただく場合、発泡スチロールやスタンドなどで容器の位置を固定してご利用いただくことをおすすめいたします。
※付属する治具(固定具)は、左右の側面を固定するガイドのみで、各容器に応じた治具は、お客様にご用意いただく必要がございます。
お手元の容器・ラベルロールでの検証も可能です
ご利用中の容器・ラベルが、APシリーズでご利用いただけるかどうかご不明な際は、検証させていただくこ とも可能です。
お問合せのうえ、容器・ラベルロールをお送りください。
※当社オフィスは東京にございます。お持ち込みで、お試しいただくことも可能ですので、ご希望の際はお問合せください。
お問合せ半自動ラベラーAPシリーズを動画で
APシリーズのご利用方法・概要については、動画でもご覧いただけます。
【半自動ラベラーAP362&AP550 】どんなものに貼れる?6種活用事例をご紹介
その他の動画は、以下の再生リストよりご覧いただけます。
YouTubeを見る半自動ラベラーAPシリーズに関するお問合せ
半自動ラベラーAPシリーズのカタログ請求・お見積発行など、以下のフォームよりお気軽にお問合せください。
※ご利用になりたい容器やロール紙がお手元にある場合、検証も可能ですのでご希望でしたらお知らせください。